私たちにとって、住みたい町、愛着のわく町、帰って来たい町とはどんな町だろう?
京都の未来、2025年はどうなってだろういるか。今よりももっと素敵な町にしたい。
そんな思いを持つ20代、30代の私たちが、京都の町の発展を、身近な問題から考えます。
市民の小さな力をつなげて、大きな力となるように。
私たち、若い世代の素人の目線から、京都がもっと素敵な町になるように。
放送日・時間:第1月曜日あさ9:30〜 周波数:79.7Mhz
※再放送は、同日の21:22〜です。いずれも放送時間は12分間
(2011年6月より12分番組、毎月第1月曜日になりました)
短い時間でどこまでお伝えできるかわかりませんが、このホームページとも連動して、京都の今・これからを発信していけたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。
「2025年の京都」実行委員会・番組スタッフ一同
まだ日本を訪れる海外旅行者が少なかった時代、日本に来たイギリス人が、「日本らしいところに行きたい」と言ったところ、 「では京都に行きなさい」といわれたといいます。数十年前は、日本らしい場所といえば、京都だったのでしょう。人も文化も町並みも、 京都は京都でしかなく、それが日本らしさだったのだと感じます。
今、急速なグローバル化の中、むかしはゆっくりとした時間が流れていたこの町も、どんどん目まぐるしく動くようになりました。 京都を訪れる国内外の観光客は、「京都らしいもの」「京都らしいところ」、おそらくイギリス人が言った「日本らしさ」を求めています。 しかしそれもどんどん失われているようにも感じます。
かつての京都は、文化の発祥地であり、また政所でもありました。京都は常に最先端の町だったのです。
今現在、首都は東京となり、日本の中心であるとは言いがたくなりました。しかし伝統を革新を兼ね備えた町という意味では、 京都の右に出る町はないのではないでしょうか。京都は最先端の町です。世界文化遺産も日本で一番数が多く、また環境面でも京都議定書や環境モデル都市に指定されており、自動車ではなく歩いて移動することを推進するなど、文化・環境面では最先端を行く町ではないかと思います。またそれに対して、たくさんの取り組みも見られます。それは今後の京都のため、日本のために大変大切な活動だと感じています。
今、それらの活動は社会でたくさんの経験を積まれた方々が行われているのですが、しかし今後、私たち、若い世代でその思いを継承し、 そしてさらにレベルを上げて、次の世代につなげたいと思います。それがこの番組、2025年の京都です。
京都が大好きな方々に、京都を単純に好むだけではなく、少し踏み込んで今現在の問題点などもしっかり考えてほしいと思います。 そして皆でそれについて話し合いたいと思います。次、この京都を担うのは、私たちです。未来の京都ために、今の問題についてよく考え話し合い、 それを小さい力ながらもラジオで発信したいと思います。
また京都の問題について、幅広い視野から話し合える場所を作りたいと思っています。
FM79.7「2025年の京都」代表 樋口