放送内容


※放送時間の都合上、一部放送内容に入らなかった部分があります。

第3回:梅小路公園の魅力(4月26日放送)

梅小路公園は、京都駅から西へ1kmほどのところにある下京区最大の公園で、
区内唯一の広域避難場所にも指定されています。

公園東側には芝生広場が広がり、西側には「朱雀の庭」という現代的な庭園や、
緑と生き物が暮らすビオトープ「いのちの森」があります。

わたしは下京区民ということもあって、よくこの公園を利用しています。
お休みの日の朝、鴨川から京都駅前を通って、梅小路公園までやってきます。
公園に着く頃にはくたくたになっているのでベンチに座って休んで空を眺めたり、
水を飲んだり、のんびりします。

この公園に来たくなる理由は、花がたくさん咲いて季節を感じられるところにあります。
春にはいろんな種類の梅や桜が、夏にはサルスベリの花、秋にはコスモスが色とりどりに咲きます。
市民が手入れしている花壇にも季節ごとにたくさんの花が咲いています。

また、公園にはたくさんの人がきます。ウォーキングをする人、楽器を演奏する人、
家族でピクニックを楽しむ人、隣接するJRの線路を通過する新幹線や在来線などの列車を眺める人、
公園の南側を走るSLに手を振る人など、人が自然と笑顔になる場所でもあります。

わたしの友人は、毎年この公園でお花見をするのが好きと言います。
わたしも秋に開催される音楽イベントで遠方から来る友人に会えるのが楽しみです。
自然を身近に感じられる場所であると同時に、人と人をつないでくれる場所でもあると思っています。

みなさんにとって、梅小路公園はどんな存在でしょうか?
またお近くにある公園はどんなところでしょうか?
ご意見募集フォームから、ご意見などお寄せください。

第2回:イベントの告知と番組へのご意見募集(4月19日放送)

京都市の下京区にある梅小路公園。そこに建設が計画されている水族館の問題について市民で考えるための、公開シンポジウムが行われます。
京都のこれからを考える上で重要と思われる水族館問題について、この機会に考えてみませんか?

水族館問題公開シンポジウム
どうして京都に海洋水族館?
イルカショーで環境教育はできるのか

【パネリスト】辺見 栄さん(エルザ自然保護の会)
       下村 泰史さん(京都造形芸術大学准教授・環境デザイン)
       久山 喜久雄さん(フィールドソサイエティー代表)
【コーディネーター】中林 浩さん(神戸松蔭女子学院大学教授)
日時:4月25日(日)14:00〜(13:30開場)
場所:京大会館 101号室(地図)★入場無料★
主催:下京梅小路パークプロジェクト、梅小路公園に水族館はいらない"市民ネットワーク"
お問合せ先:FAX 075-213-4150 Email:vdori.m@nifty.com

「2025年の京都」では、みなさまからのご意見やご要望を募集いたしております。
例えば、「京都の町を歩いていて疑問に思うこと」「自分が抱く京都のイメージはこんなもの」などなど。 また、「京都についてこんな話をしてみたい」「自分たちの活動について話したい」など、番組への参加者も同時に募集しております。
こちらの問い合わせフォームからメッセージをお送りください。

第1回:番組の趣旨について(4月12日放送)

この番組は、京都を愛する若者で作っていく番組です。私たちの未来、10年後、15年後、京都はどんなふうになっているんやろうか?京都らしさっていったい何なんやろうか?未来は絶対今よりもよくなっていてほしい。そのためには、今私たちに何ができるんやろうか?まずは、私たちが身近で感じる疑問をたくさんの人と一緒に考えてみたい。そんな思いで始めた番組です。

日々生活していますと、小さな疑問がわいてきます。例えば、京都市の財政は赤字っていうけれど、どこでどのくらい赤字なんやろう?とか。この前の休日、渋滞がものすごかったけど、あれってなくならへんのやろうか?とか、そんなふとした疑問です。

多くの人は、それを一人で考えて終わりではないかと思います。けれどもそれを人と語り合ったとき、それが共感できたとき、「今までこれがあかんかったんやない?」「せやったら、こうしたらええんちゃう?」と協力して何かをやってみる。そんなふうに、思いが形になっていくのではないかと思っています。

そんな小さな思いから、たくさんの人が集まって何か大きなことができないか、語り合うきっかけにならないか、希望を話し合う場は作れないか、そんなことを考えるようになりました。京都を思う人が集まって、問題意識を持って話し合う。また何かをはじめてみる。そんな市民の場を作る「きっかけ」になる番組にしたいと思っています。

この番組では、私たちの抱く京都にまつわる疑問点について話していきます。道を歩いていて気づくこと、ニュースを聞いていて思うこと、そんな小さなことから。とても身近な問題ですので、ぜひラジオをお聞きのみなさんも一緒に考えていただけたらと思います。京都にお住まいの方、住んではいないけれど京都が好きという方も。京都が抱える問題について考えることが、京都を思う第一歩だと思っています。

まず取り上げたいと思っている問題が、下京区の梅小路公園に建設が予定されている水族館の問題です。事業主は6月にも着工を予定していますが、この計画の詳細は市民には届いていないように思います。京都新聞の投書欄には、市民から様々な意見が寄せられています。賛成・反対いろいろな意見ですが、市民の願いは何より、京都がより暮らしやすくなってほしいということではないでしょうか。私たちは、この水族館計画を、財政・地域活性・教育の3つのポイントから考えていきたいと思います。

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